「ホームページにAIを取り入れたいけれど、何ができるのか分からない」
「問い合わせ対応や更新作業を、もう少し楽にしたい」
「大きなシステムを作らなくても始められる?」
小規模企業がホームページでAIを活用する場合、まずは負担になっている作業や、利用者が困っている場面を一つ選ぶことから始めてみることをおすすめします。
AIによる文章作成の補助など、サイトの仕組みを変えずに試せる方法もあります。一方、利用者へ自動で回答する機能を設置する場合は、回答内容の確認や、公開後の管理も必要です。
この記事では、企業や店舗のご担当者に向けて、ホームページでのAI活用例と導入の進め方をご紹介します。
ホームページでのAI活用には、2つの方向がある
運用する人の作業を助ける
お知らせの下書き、よくある質問の整理、サービス説明の見直しなど、担当者の作業をAIで補助する方法です。
AIが作った内容を担当者が確認してから掲載するため、サイトにAI機能を組み込まずに始められます。
サイトを訪れた人を案内する
質問に答えるチャットや、条件に合う情報を探す機能など、利用者が直接使う仕組みです。
こちらはサイトへの設置に加えて、回答のもとになる情報の整備、動作検証、利用状況の確認などが必要になります。
まずは、この2つを分けて考えると、必要な準備や費用を整理しやすくなります。
小規模企業が検討しやすいAI活用例
お知らせやサービス紹介の下書きを作る
営業時間の変更、新サービスの案内、イベント告知など、掲載したい事実をもとに文章の下書きを作ります。
白紙から書き始める負担を減らしたり、長い説明を読みやすく整理したりする使い方です。
ただし、料金、日程、対応範囲などは担当者が確認します。実際には提供していないサービスや、根拠のない実績が加わっていないかも確認しましょう。
Googleも、生成AIを利用したコンテンツについて、正確性・品質・関連性を重視するよう案内しています。
よくある質問を整理する
日頃受けている質問を整理し、ホームページに掲載するFAQの案を作る方法です。
例えば、問い合わせ内容を担当者が匿名化・要約したうえで、次のような分類を検討できます。
- 料金や支払いについて
- 予約や申し込みについて
- サービスの対応範囲について
- 利用前に準備するものについて
まずはFAQページとして公開し、それで問い合わせ対応が改善するかを確認する方法もあります。
質問への回答や、ページ探しを補助する
営業時間や利用方法など、公開済みの情報をもとに回答し、関連ページへ案内する仕組みです。
例えば、サービスページが多く、利用者が必要な情報にたどり着きにくいサイトで検討できます。
ただし、FAQを設置するだけで目的を果たせる場合もあります。質問と回答が決まっているなら、通常のFAQや選択式の案内も比較しましょう。
AIが必要かどうかは、利用者の質問にどの程度の幅があるかで検討します。
導入前に、答えられる情報を整える
AIの回答機能を付けても、料金やサービス内容が整理されていなければ、適切に案内する仕組みを作りにくくなります。
まずは、次の情報を確認しましょう。
- 現在のサービス内容と対応範囲
- 料金と追加費用が発生する条件
- 営業時間や休業日
- 予約・問い合わせの方法
- 対応できない依頼
- 情報を更新する担当者
また、公開情報の案内と、個別の判断が必要な相談を分けておくことも大切です。
例えば、一般的な料金の案内はできても、個別案件の正式な見積もりは担当者へ引き継ぐ、といった範囲を決めます。
AIを導入するときの進め方
1.解決したい課題を一つ選ぶ
「AIを使いたい」から一歩進めて、何を改善したいかを決めます。
「毎回同じ質問に答えている」
「お知らせの文章作成に時間がかかる」
「必要なページが見つからないと言われる」
このように、具体的な場面から検討すると、機能を絞りやすくなります。
2.AIを使わない方法とも比較する
問い合わせボタンを分かりやすくする、料金表を整理する、FAQを追加するだけで改善できる場合もあります。
必要な情報が載っていないことと、情報を探しにくいことでは、対応方法が異なります。
現在のサイトを確認し、通常のページ改善とAI活用のどちらが目的に合うか考えましょう。
3.限定した範囲で試す
文章の下書きだけに使う、特定サービスの案内だけを対象にするなど、小さな範囲で試します。
最初からすべての業務や質問に対応させず、確認できる範囲から始めると、改善点を把握しやすくなります。
4.確認してから公開する
利用者が直接使う機能では、想定する質問だけでなく、情報がない質問や、曖昧な質問でも確認します。
分からない内容を無理に回答せず、問い合わせ先へ案内できるかも確認しましょう。
AIは誤った情報を生成する場合があります。回答のもとになる資料を用意しても、誤回答を完全になくせるわけではありません。
5.導入後の効果と負担を確認する
公開後は、使われた回数だけでなく、目的に合った変化があったかを確認します。
- 原稿作成と確認にかかる時間は変わったか
- 同じ内容の問い合わせは減ったか
- 必要なページへ案内できているか
- 誤回答の確認や情報更新に、どれくらい時間がかかるか
導入前後を比較し、続けるか、範囲を変えるかを判断しましょう。
費用は、導入時と運用時に分けて確認する
AI活用の費用は、既存サービスを使うか、独自の機能を作るかなどによって変わります。
見積もりでは、次の項目を確認しましょう。
- 初期設定やサイトへの設置費用
- 回答用の資料を整理する費用
- サービスの月額料金や利用量に応じた料金
- 公開前の検証費用
- 情報更新や回答確認の費用
- 不具合が起きた場合の対応範囲
問い合わせが増えた場合の費用や、利用を停止する方法も確認しておくと、継続の判断がしやすくなります。
入力する情報と、公開する回答の範囲を決める
顧客情報や問い合わせ内容を扱う場合は、利用するサービスの規約や設定を確認し、送信する情報を整理する必要があります。
氏名や連絡先、未公開の取引情報などを、必要性や取り扱いを確認せず入力することは避けましょう。経済産業省の資料でも、生成AIへの入力を通じた意図しない情報漏えいへの注意を促しています。
運用担当者が使う場合も、利用者へ公開する場合も、「何を入力してよいか」「何を人が確認するか」を決めておくことが大切です。
事例紹介

AIチャットボットの設置
ウェブサイトにチャットボットを導入することで、電話対応が必要な質問回答や、FAXでの回答、メール返信を減らす効果があります。
合同会社アガリオデザインのKUDO AIチャットbotはWordPressサイトであれば公開中のページを全て読み込みそこからAIが回答を作成します。メリットとしてはこれまでのチャットボットでは、結局数百の質問と回答を東独留守必要があったりで修正にもしれなりの手間がかかっていたものを、行わなくて良いことがあります。
もちろん、想定問答集も自由に登録可能です。
対応期間:3-5営業日
小さな改善から、ホームページのAI活用を始めましょう
ホームページでのAI活用は、大きな仕組みを作ることだけではありません。
文章の下書きやFAQの整理から始め、必要に応じて利用者向けの機能を検討する方法もあります。
大切なのは、自社の負担や利用者の困りごとが改善されるかどうかです。
合同会社アガリオデザインでは、ホームページの改善や、事業に合わせたAI活用のご相談を承っています。
「更新作業を効率化したい」
「同じ問い合わせへの対応を減らしたい」
「自社のホームページで何ができるか相談したい」
まずは、現在のサイトとお困りごとをお聞かせください。運用体制やご予算に合わせて、取り組み方をご提案します。
